リハビリテーション部

リハビリテーション部 部長 
石川 菜穂子

開院20周年に寄せて

 開院から20年、理事長、病院長のご理解とご指導のもと、スタッフ数の増加と質の向上、設備の充実を図ってまいりました。急性期から在宅期までの機能を有する法人の中で、回復期から維持期を担う当院は、病気や外傷による入院からその後の生活に移行する過程の大切な部分を担っており、その役割・責任は大きなものであると思っています。その責任を果たすため、日々目の前の患者さんと真剣に向き合い、退院後の生活をイメージしながらリハビリを行う必要があります。また、スタッフ一人ひとりが、現状に満足することなく向上心を持ち研鑚を続けることが求められます。そして、専門職としての知識や技術を備えていることはもちろんですが、それ以前に一社会人であり、「人として」「社会人として」「組織人として」という部分を重視し、謙虚な気持ちを忘れない、協調性と誠実な気持ちを備えたスタッフの育成を意識してまいりました。まだ課題は多くあるのが現状だと思います。
 スタッフの平均年齢も30歳を超え、これからの時代はそれぞれのライフステージに応じてバランスをとりながら両立できるような職場の配慮、体制作りが必要と考えています。また、一人ひとりが組織の中で経験年数に見合った自分の役割を考え実践できる風土と環境作りも必要です。業務の効率化を図りつつ、個々の能力と組織としての発信力を高めていくことは簡単ではないと思いますが、少しずつ進めていきたいと考えています。
 これまで支えていただいたすべての方々に感謝を申しあげるとともに、今後も、地域の方々をはじめ、多くの病院・診療所から信頼される、紹介が多い病院となるよう実績を積み重ねていきたいと思います。