居宅介護事業部

居宅介護事業部 部長 小林 浩

創立20周年を迎えて

 2006年(平成18年)に入職以来、訪問リハビリテーション事業所の立ち上げや居宅介護サービス部門・医療相談室を含めての統括事業としての地域ケア支援センターとして勤務しています。グループ内の退院していく方、グループ外の在宅で療養している方のご支援等が主たる業務です。
 森山メモリアル病院はリハビリ医療を提供する病院として、2010年(平成22年)に療養病棟を一部回復期病棟へ大きな舵を切りました。回復期病棟は疾患により入院期間が決められており、その中でいかに心身機能や日常生活動作の改善を図り、かつご自宅に返すことが求められる病棟になります。集中的で高度なリハビリサービスの提供もさることながら、急性期病院からの受け入れから退院に至る段取りや調整を行うことは、患者様やご家族の状況、また受け入れ先の状況の影響などもあり、病院内チームだけではなく退院支援チームを含め協力して取り組む必要があると思います。傷病によっては集中的なリハビリを提供しても、介護が必要な方もあり、退院の直後から生活の支援ができるサービス体制を丁寧に病院部門と連携し対応していくことが求められます。
 回復期病棟開設当初は入退院の調整や退院後のサービス調整なども大変であり、院長はじめ各部門で調整しながら試行錯誤して現在の体制が築けたと思っています。
 地域ケア支援センターにおいては、マネジメント機能を有する病院部門としての医療相談室また退院後の療養生活を支援する居宅介護支援事業所と介護サービスが連動して退院早期の患者さんやご家族に対応できるよう、病院部門との連携を深め対応しているところです。
 時代の流れは地域包括ケアシステムを構築しながら、介護予防を意識し住民が在宅での生活が続けられるような体制が求められています。森山メモリアル病院は、この20年の経過の中で時代に投げかけられる大きな課題を全スタッフの英知と行動力で乗り越えてきました。
 これからますます高齢化が進む現状の中では、リハビリや介護サービスはより求められる存在になっていくものだと思っています。私たち地域ケア支援センターとしても、時代の流れに応じ質の高い退院支援・療養支援ができるよう努力していきたいと思います。